お米と具材が一緒になって片手で持てる。
いつでもコンビニで買えて小腹を満たせる。
おにぎりって、手軽で便利の代表のような食品ですね。
そんなおにぎりが東京の百貨店で販売になったことは、その後の冷凍料理に大きく自信を生みました。
ある通販のバイヤー様がわざわざ東京から視察もかねて来社されることとなり、3種類の冷凍のおにぎりを試食としてお出しした時にこう言われたのです。
「これっ!おいしい~こういうのが良いいんですよ!社長、これ採用です!ありそうで無いんですよ、東京でこういうのが。」と仰ってました。
その時お出ししたのが、鯛飯おにぎり、みつせ鶏おにぎり、すき焼きおにぎり。
どれも佐賀県の素材を使っていて、正直に言うと地元ではそれなりにどこかのタイミングで食べたことのある具材ばかりです。
でもこの瞬間、かねすえキッチンのおにぎりは、お料理だったのです。
田舎にありがちな味濃さも控えめで、むしろ上品な設え。
作り手のまめやかさが伺える。そんな冷凍おにぎりはその後ギフト商品へと成長して行きました。
これこそ、佐賀の地の利を生かした冷凍料理の誕生だったのです。
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